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ほんの少しの間、日本に帰ります。

どんな旅行になるか楽しみです。

また、戻ってからブログを再開したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


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キークーは、お留守番です。

心強い同僚2人にお願いしてあるので、私たち夫婦よりも、きめ細かいお世話をしてもらって、

きっと大丈夫でしょう。

うまく立ち回って、いつもよりたくさん餌がもらえるかもしれません。

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では、行ってまいりま〜す!

# by shutterbutton | 2016-11-15 10:26 | 日々の出来事
2016年11月11日


は〜。

大統領選挙が終わった後の、この疲れと寂しさと虚しさは何だろう。

とても現実とは考えられない。

コメディ映画でも観ているのか、と思いたくなる。



私の職場では、選挙の翌日、言葉を失い、元気を失っている人が多くて、空気が重く感じられた。

別の州では、これと反対のことが起こっているはず。


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この国の人の多くは、本当に調子がいい。

しかし、それがこの国を動かす原動力とも言える。

あんまり素直に従っていると バカバカしく思えてしまうことがある。

相手にうまく調子を合わせて、

いつの間にやら自分の都合のいいように持って行き、

ことを成し遂げる力は、私にはとても真似できない。





今回の選挙で気が済んだ人達の多くは、

何事もなかったふりを上手にしながら

調子をうまく合わせて生活を続けることだろう。

あーあ、ため息。










# by shutterbutton | 2016-11-12 12:02 | 思ったこと
2016年11月4日

秋もだんだんと深まって、日の暮れるのも早くなった。

真横といってもいいくらいに斜めに傾いて差し込む光は、一部分をくっきり照らし出す代わりに、残りを真っ暗にする。

「こっちだよ〜」と、その傾いた光が照らすものを カメラで追っかけてみた。




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紅葉は、ピークを過ぎたかな。

赤い色が減ると、そう思う。

でも、マンハッタンはまだまだこれから。




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今週末(日曜日の午前2時)、デイライト・セービングも終わって、暗くなるのがもっと早くなる。

みんなは、夜が長くて嫌だというが、私は秋の夜長が好き。

2016年10月31日


引っ越して初めてのエリアでのハロウィーン。

あまり派手なデコレーションをした家がないなあ、とは思っていた。




そろそろ日が陰ってくる5時ごろ、商店街はコスチュームを着た可愛いトリック・オア・トリーター(Trick or Treaters)とその親御さんたちであふれていた。

お店の人達も、毎年恒例のことで、キャンディ(こちらでは、駄菓子の一般総称)を大量に用意し、お店の外で渡しているところもたくさんあった。

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マイケルジャクソンの”スリラー”がスピーカーを通して聞こえてくる。

その音楽に合わせて、おじさんたちが、踊りながらキャンディーを渡している。

商店街は、今年一番の活況を呈していた。



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一本、道を外れて住宅地に入ると、静かなものだ。

我が家の隣のアパートから”可愛い魔女ジニー”みたいな(新しいキャラクターかもしれない)格好をした3歳くらいの姉妹が、お父さんと一緒に出てきた。

みんな、商店街に向かっているようだ。




アパートの前で、スクールバスで帰ってくる子供を待つ女性に

「このエリアのハロウィーンは初めてなんだけど、前に私が住んでいたところと違って、子供たちは、普通のおうちには行かないのね」と話したら、

「もちろん、Noよ。だって、どんな精神異常者や危ない人がいるかもしれないし、とにかく知らない人の家のドアを叩くなんて、危険すぎるわ。どこか他の州から来たの?」

「いえ、ブロンクスなんだけど、もっと西の方の...」

同じブロンクスでも、こんなに違うんだ。でも、納得。




じゃあ、アパートのドアを叩いてくる子供もいないだろうな。

アパートの中では、アパートの中に住む人だけが、何かしらのサイン(ハロウィーンのステッカーや、パンプキンなど)を置いているドアだけを叩くという話を聞いていた。

2件隣のお宅のドアには、「危険!ゾンビがいます」と書かれた黄色いテープがベタベタと貼られていた。

とりあえず、うちのドアの前には、パンプキンを二つ置いてみた。


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結局、誰も来なかった。

コストコで大量に買ったチョコレートは、好きなのだけ自分用にして、残りは職場に持って行こう。

好きなのだけ自分用、ていうあたりは、子供と同じレベルだな。


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# by shutterbutton | 2016-11-01 10:12 | 日々の出来事
2016年10月30日



生ぬるい。湿り気が、まるで春のようだ。

夕方雨、の予報。





ハロウィンなのか月末なのかはたまた、恐ろしや、ホリデー商戦始まりか、お店はどこも混んでいる。

スーパーで。



同じタイミングで入ったので、回るルートがほぼ一緒の家族連れ。

エスカレーターを上がり、お母さんは、左へカートを取りに。

5歳くらいの男の子は、「カークタス(サーボテン)!カークタス(サーボテン)!」と言いながら、飛び跳ねて、右に曲がる。

「おい、どこだ」とお父さん。

「ダディ、ここだよ〜 I'm here」


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サボテン(カクタス, cactus)や多肉植物は、この数年人気の、日本でもおなじみのインテリアアイテム。

多肉植物がイン、ということは全く知らず、純粋に多肉植物(彼にとってはこれもサボテン)が大好きなこの子が、とても気になった。





お父さんは買わないよ、と言って、野菜売り場に向かった。

「カークタス、カークタス!」、「カークタス、カークタス!」

「OK, OK, go and get it(取りに行っといで)」と根負けしたお父さんの声が聞こえる。




とても幸せそうに、5cmにも満たない多肉植物の鉢を持って店内を歩いていた。

途中、ビールの試飲のところで欲しそうにしていたが、お父さんにたしなめられていた。




突然泣き叫ぶ声。

さっきの男の子。



「Mom、僕のカクタスが〜」。

手には、土だけが入ったポット鉢。落っことしてしまったらしい。

お母さんは、笑いながらその鉢を手に取り、横の棚に置いた。

「また、取りに行ったらいいでしょう」
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帰りには、予定より早く雨が降り始めた。

でも、雲の流れからすると、アパートに帰る頃には、小休止がある。

ほら、雲の切れ間が見えている。

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おまけ。このストップサインには二つの意味があるようだ。
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(誰かが貼ったステッカー)











# by shutterbutton | 2016-10-31 09:15 | 日々の出来事